2023年09月01日
山なじ
山ナジ(山刀)ブログで何回か紹介しているが南島の大型刃物である。型は古く中世まで遡るらしい、それが現代も製作され使い続けられているのは実性がある事を物語っている。山ナジ(山刀)を軽くしたのがシマ包丁である。写真:巾広とやや細身の造りで共に鉈と包丁の機能...
カニマンとは、沖縄の古語で「鍛冶屋」「鉄に関わる人」だそうです。南島の伝統刃物をベースに現代の生活に合う刃物を製作しています。
2023年09月01日
山ナジ(山刀)ブログで何回か紹介しているが南島の大型刃物である。型は古く中世まで遡るらしい、それが現代も製作され使い続けられているのは実性がある事を物語っている。山ナジ(山刀)を軽くしたのがシマ包丁である。写真:巾広とやや細身の造りで共に鉈と包丁の機能...
2023年06月17日
ふくろさばきナイフ 久しぶりの投稿です。雨季は湿気が多く木炭の燃焼が悪く鍛冶屋にとって早く終わって欲しい季節です。今月初めに仕上がった柄と刃部の一体型のふくろナイフを紹介。柄が鉄で出来ているので幾分か重たいが丈夫な刃物である。写真:1 大・中・小のサイ...
2023年02月02日
冬のカニマン刃物今年の冬は寒く北風強く海岸に人影が少ない。黒潮に流され嘉陽海岸に打ち上げられた流木で撮影。写真:1 上から山ナジ・さばきナイフ・シマ包丁(小)・シーグ・シーグ写真:2 山ナジ 剛材(板バネ) 刃渡り22㎝ 柄はアリク材、自然の曲がりを生か...
2023年01月16日
鞘付さばきナイフナイフ全長:31㎝ 刃渡り:18㎝ 鋼材:板バネ(ホンダN360) 厚手両刃 柄材:アリク 鞘材:イーク今年初めてのカニマン刃物の紹介になります。今年もよろしくねがいます。厚手のさばきナイフは、1960年代製造の板バネで製作。現代の板バネより...
2022年12月25日
水温と焼き入れ南島の冬は寒い。北風強く今日の温度は14度ほど水を使う仕事は手がカチカチになるほどの寒さ。当然、焼き入れに影響を及ぼす。水が冷たく急激に鋼が冷えるので焼きが強めにはいる。鋼が硬すぎる刃物は切れ味や強度に影響がある。そのため、もう一度火炉に入...
2022年12月10日
ふくろナイフ:柄と刃部の一体型ナイフ紹介の一体型のナイフは、すべて鋼の金属で鍛造されているので柄が壊れることはない。キャンプでマキ割にも耐える事が出来る。片刃造りで釣り上げた魚の三枚おろしや片刃特有の食い込みの良さを生かして工作ナイフにも良い。柄部には...
2022年12月02日
山なじ(山刀:やまがたな)全長:35㎝ 刃渡り:20㎝ 重量:460g 剛材:板バネ(ジープ) 柄材:アリク材サイズ的には程よい重さで長時間使うには良い大きさかと思う。車の板バネは刃物専用の鋼(安来鋼)に劣らない切れ味がある。
2022年11月17日
さばきナイフ写真:右用厚手片刃ナイフ 全長24.5㎝ 刃渡り12.2㎝ 重さ:220g 剛材:安来鋼(白紙1号) 柄材:エゾ鹿の角刃物には、両刃と片刃がある。一般的に両刃造りが多いが、日本の職人刃物は切れ味の鋭さから片刃造りが多い。右、左効き様がある。紹介のナイ...
2022年11月10日
写真:料理用ナイフ3本家庭の台所で使うナイフである。工作用ナイフより薄く作り食い込みを良くするため両刃造りとなっている。肉の細切れ、キュウリやナス等ウリ類に使うと料理が楽しくなる。家庭の主婦やホテルのコックさんに愛用されている。鋼材は廃材とSKS鋼。SKS鋼...
2022年10月26日
シマ包丁の鞘を造り携帯可能にした。包丁として鉈として野外で重宝すると思います。沖縄のいにしえ人は鞘をシィー(大意:巣)と呼び、刃物の休み処と思っていたようだ。刃物には霊力が宿り鞘で休むことにより再び霊力が甦るのである・・・。いづれにせよ携帯用の刃物には...