復元した昔の包丁でイラブチャーをさばく
写真:復元した昔の包丁 全長30㎝・刃渡り17㎝・最大刃巾 4.7㎝ 柄材は松で焼柄 剛材は白紙2号
勝連半島の平敷屋の遺跡から包丁が発掘された。それを参考にしての復元製作して魚をさばいてみた。刃先は丸みを帯びて大きく上に沿って成形されて現在のシマ包丁や山なじ(山刀)と変わらない。主に刃先で物を切る。魚のはらわたもを切り出し骨も簡単に切れた。また粗々にさしみもおこせる。柄は、昔の包丁に用いられた琉球松の枝に口金を付けて包丁を差し込んだあと、柄を焼いて仕上げた。