南島の古包丁復元

戦前(明治大正頃)魚市場で使われていた包丁を製作復元
沖縄県立博物館の民俗コーナーに戦前の魚市場で魚を売るの女性(琉装)と包丁が写った写真に注目。現在、カニマン鍛冶工房で製作されている海人包丁より先端が長くより鋭利な包丁である。『沖縄文化史辞典』で竹の葉型で海包丁(ウミホウチャー)・ウヮサーホウチャー(豚の突殺用包丁)と説明がある。これら包丁は博物館や資料館等で見ることはできないが類似の包丁が糸満海人史料館に展示されている。実際に包丁を使った人の話等を参考にして南島の突殺用包丁を製作復元した。二通りの呼び名が付けられているが型は同じで用途によって名称が異なる。
写真1 復元包丁2本 海包丁(ウミホウチャー)・ウヮサーホウチャー(豚の突殺用包丁)撮影地:宜野座村松田ブルシ浜
南島の古包丁復元


写真2 復元包丁1 海包丁(ウミホウチャー)・ウヮサーホウチャー 全長35㎝ 刃渡り21㎝ 重さ235g 鋼材板バネ 柄材アリク材
南島の古包丁復元


写真3 復元包丁2 海包丁(ウミホウチャー)・ウヮサーホウチャー 全長35㎝ 刃渡り22㎝ 重さ230g 鋼材板バネ 柄材アリク材
南島の古包丁復元





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