2022年05月05日
手作り包丁
カニマン刃物 鋼(ハガネ)を木炭等の火力で赤く焼き打ち延ばして作られる刃物を鍛造刃物といわれる。1960年代までは、どこの部落にも鍛冶屋があり包丁や農具、海道具などが造られていた。鍛冶屋で作られる刃物は、見栄えはないが使う人の要望に沿って作られ切れ味も...
カニマンとは、沖縄の古語で「鍛冶屋」「鉄に関わる人」だそうです。南島の伝統刃物をベースに現代の生活に合う刃物を製作しています。
2022年05月05日
カニマン刃物 鋼(ハガネ)を木炭等の火力で赤く焼き打ち延ばして作られる刃物を鍛造刃物といわれる。1960年代までは、どこの部落にも鍛冶屋があり包丁や農具、海道具などが造られていた。鍛冶屋で作られる刃物は、見栄えはないが使う人の要望に沿って作られ切れ味も...
2022年04月26日
鎌昔からの農家の需要が多い鎌は、今でも人気の商品である。沖縄では山羊を飼育する家が多く山羊の草刈りに欠くことができない。そのため鎌へのこだわりが強く沖縄本島南部や遠く与論辺りからも注文が来る。写真:両刃中厚鎌 鋼材SK材(炭素工具鋼)・柄材 ナラの木削り...
2022年04月23日
西洋ではナイフ(ぺティーナイフ)と呼ばれ、日本では小刀、沖縄では、シーグ小(グワァー)と呼ぶ。昔も今でも生活に欠かせない道具である。南島に鉄が普及し始めた6世紀ごろから、特にグスク時代には沖縄の刃物はシーグが主流であったようだ。鉄が少なく小さな刃物が多...
2022年04月21日
ヤマナジ(山刀)が包丁として使われる。4月20日放映の「ちむどんどん」で比嘉優子役仲間由紀恵が野菜を切るシーンでカニマン鍛冶工房で製作されたと思われるヤマナジ(山刀)が包丁として使っている場面があった。山刀は包丁として台所では、釜に込める薪を切ったり野...
2022年04月17日
工作用ナイフ紹介片刃削り出しナイフ 剛:白紙1号 柄:アリク材 刃渡り:13㎝写真1 ナイフ右側面右用片刃研ぎ出し面に打ち込んで凹仕上げ、窪みに親指を当てて持ち削り出す事ができる。また、刃を研ぎだす際に研磨面が少なく刃が早く出る利点がある。写真2 ナイフ...
2022年04月10日
カニマン三徳包昭和時代に西洋の牛刀と日本の野菜切り包丁を合わせて作られたといわれる文化包丁。広く普及して①肉が切れる②野菜が切れる③魚がさばける等三つの徳があるので三徳包丁と呼ばれるらしい。写真1 文化包丁:刃渡り18㎝・鋼安来鋼(白紙2号)・柄 ナラの木(...
2022年04月03日
厚手さばきナイフ 剛材:安来鋼(白紙2) 柄材:アカギ 鞘材:イーク材写真1鞘から抜いた状態 全長31.5cm 刃渡り18㎝ 実用性を重視して製作、手元は指で支えられる伝統的な仕様写真2鞘に収まった状態刃物の鞘は「シィー」と呼ばれ霊力を放つ刃物が再び霊力を蓄え...
2022年03月30日
ひさしぶりの「カニマン鍛冶工房Ⅱ」としての投稿です。引き続き愛読いただけると嬉しく思います。