カニマン刃物
鋼(ハガネ)を木炭等の火力で赤く焼き打ち延ばして作られる刃物を鍛造刃物といわれる。1960年代までは、どこの部落にも鍛冶屋があり包丁や農具、海道具などが造られていた。鍛冶屋で作られる刃物は、見栄えはないが使う人の要望に沿って作られ切れ味も市販の刃物に劣ることはありません。沖縄県内では、私の知り限り4、5か所で細々と作られ市場に出回ることはありません。
写真1:大小のぺティーナイフ・ふくろナイフ・シーグ・シマ包丁(柄は鹿角)・さばきナイフ・材料は廃材・身近な樹木類
写真2:車の板バネは優れた刃物材