グスク時代(A・D12~15世紀頃)の遺跡から多くの刀子と呼ばれるナイフが出土する。鉄が貴重な時代で小さな刃物が多く、用途は工作ナイフと包丁といわれている。その頃の沖縄は小さな刃物で料理の具材を切っていた事がしのばれ、形は現代のぺティーナイフによく似ている。
昔も今もぺティーナイフは人気があり家庭の主婦、ホテルの料理人、釣り人、また、キャンプ用として広く使われている。
写真1:ぺティーナイフ 全長24.7㎝ 刃渡り12.5㎝ 重さ110g 鋼材:V金10号 柄材:クロ木 撮影地:宜野座村松田ヒッピィー海岸
写真2:ぺティーナイフ 全長23.4㎝ 刃渡り11㎝ 重さ90g 鋼材:安来鋼白紙2号 柄材:クロ木 撮影地:宜野座村松田ヒッピィー海岸